（２０）治水紀功碑　：市之瀬

市之瀬、覚路津の地域は信濃川と小阿賀野川の合流点にひらかれた集落で、新津郷では地形上最も低く、古来より住民は水害による苦悩を強いられていた。

大河津分水が完成するまでの間、地域の先覚者による部分的な治水対策はたゆみなく続けられてきた。

その功労者の業績を顕彰するために市之瀬神明宮境内に、大正９年（１９２０年）市之瀬の本間氐弘氏が自費を以って治水紀功碑として建立した。

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