(22) カッパ神様(八坂神社) :市之瀬

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かつて小阿賀野川は水量が多く流れは早く、牛、馬や洗濯物を洗うのに利用されており、子供にとって大事な遊び場になっていました。

おおよそ100年前、4人の子供が続いて水難に遭いました。最初に溺れた子供の母が巫女に見てもらうと、権現様から許しをもらった大鯉が川底に引きこんだと、ご託宣があったそうです。

子供の鎮魂を込めて大正12年(1923年)に堤外地にカッパ神様と呼ぶ小さな祠を建ておまつりをし、その後昭和25年(1950年)に有志の皆様により今の大きさの社に建て替え、さらに平成9年に改築されています。

平成14年(2002年)の河川改修の際に堤内の伊豆神社境内に移され、平成24年(2013年)には伊豆神社が市之瀬上(かみ)の神明宮に合祀されたので、カッパ神様がこの地に残る形となりました。

平成24年の「市民プロジェクト水と土の芸術祭」に参加し、約2000名の市民が見学に訪れました。

平成26年3月第1回「新潟市民文化遺産」に認定されています。

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