(5) つぶて石 :鮭川

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伝説で、『乱暴者の大蔵兵衛をこらしめようと、弥彦明神が御廟近くの大石を投げると三日二晩がかりで飛んできて、大蔵の脛に当り、それがもとで大蔵は死んだ』と伝えられています。

 

『神さまの投げた石』

昔、このあたりに大蔵兵衛という乱暴者が住んで居り、そのあまりのひどさに、村人達は大変困っていました。

これを見た弥彦の神さまは、大層お怒りになり、大蔵が昼寝をしていたとき、神社にあった大石を大蔵めがけて投げつけました。石はうなりをあげて飛んでいきました。その音で大蔵は目を覚まし、あわてて逃げ出しました。しかし、石は三日二晩がかりでどこまでも追っていき、とうとう大蔵の足にあたりました。

大けがをした大蔵は、近くの温泉で治そうとしましたが傷は癒えず、とうとうそのけががもとで死んでしまいました。

この石は「大蔵のつぶて石」とか「弥彦明神の投げ石」と呼ばれるようになりました。

また、以前は祠もあったそうです。

 

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上の写真は平成11年(1999年)に撮影されたものであるが、その後の土地改良工事により少し離れた現在地に移設され、大事にお守りされている。

 

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