（あとがき）

荻川地区文化財調査について

この調査は、荻川地区に新しく住まわれた方々に、この地区の歴史を知ってもらう事によって新旧住民の融和を図り新しい荻川の発展を願う目的で、新津公民館荻川分館の頃から行われており、これまでに数種の冊子が出されました。

その後、市之瀬、覚路津地区が一緒になり、また、荻川コミ協が設立されたことから、その作業を文化教養部が担当し継続してきました。

文化祭に於いて、これまでの調査結果を中間発表という形で報告させていただいております。

これまでの調査では、荻川地区を構成する各町内の草創期以降の逸話に纏わる史跡、石碑など過去を主な対象にしてきましたが、これからは荻川の未来に向けて、現在の生活、文化も調査対象とし、５０年後、１００年後の荻川人に今の私たちの確かな足跡を残していくことも大切な使命と考えております。

この地に人々の営みが続く限り、また、荻川コミ協が活動し続ける限り、終る事のない作業となります。

皆様方のご理解とご協力を宜しくお願い致します。

２０１６年　４月

文化教養部　文化財調査グループ

資料出展元

・新津市史／新津市史編纂委員会 ／新津市 ／新津市教育委員会 ／新津市図書館出版

・新津の文化財　／新津市教育委員会出版

・郷土史・おらが里　／新津市公民館結分館編集

・長生院智現上人と妙現尼　／岡村正平　著・出版

・車場沿革史　／車場町内会

・新津郷治水沿革史　／新津郷土地改良区

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