（１５）　神社前地蔵尊　：車場

『神社前地蔵尊』

天明年間（1781～8年）、車場が大洪水に見舞われ、多数の死者が出る惨事が発生した。そこで、霊を弔うため、破堤近くに地蔵尊を建立した。

明治の末期に八幡宮境内に隣接する現在地に移設された。

その後は長い間、谷黒家でお守りしていたが、お堂が老朽化したのを機に、町内で浄財を募り、改築され現在のお堂となった。

その際、谷黒総本家跡地に安置されていた二体の地蔵尊も一緒に納められた。

いまは、車場町内の有志の方々により毎年10月23日に供養祭が行われている。

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